70度調乳ガイドラインについて
やさしく分かる!赤ちゃんのミルクと「安全性」のお話

こんにちは、佐藤です!
毎日のミルク作り、本当におつかれさまです。
赤ちゃんがぐんぐん育つために欠かせない粉ミルクは、“どれだけ早く・正しい濃さで・すぐ飲める温度に作れるか”が大切ですよね。
その点、Baby Brezza の自動調乳方式は、手動よりも圧倒的にスムーズで便利。世界中のパパとママに選ばれている理由もよく分かります。
でも実は、ミルク作りにはもうひとつ重要なテーマがあります。
それが 「安全性」 です。
ミルクについて調べると、「70℃以上のお湯で粉ミルクを溶かす」というガイドラインを一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
今回は、このガイドラインが生まれた背景と、いまの育児環境に合わせて考えたいポイントを、やさしくまとめてみました。

1.70℃調乳ガイドラインはどうして生まれたの?
このガイドラインが作られたのは 約20年前。当時は粉ミルクの製造技術や流通環境が、今ほど整っていませんでした。そのため、製造や流通の過程でまれに混入する可能性があったクロノバクター・サカザキ菌などの細菌を減らす目的で、WHO(世界保健機関)が「70℃以上のお湯で溶かす」方法を推奨したのです。
日本でも同年に導入され、大きく見直されないまま現在まで継続しています。

2. Baby Brezza はこのガイドラインをどう見ているの?
Baby Brezza は、「70℃調乳」という考え方自体を否定していません。細菌リスクを下げるうえで、一定の意味があるからです。ただし、いまの粉ミルク環境や育児事情をふまえると、「70℃が本当に“すべての赤ちゃん”にとって最適なのか?」という点については、別の視点も必要だと考えています。

3. 現代の粉ミルクはどう変わっているの?
現在の粉ミルクは、大手メーカーによる 高度な品質管理 のもと製造され、衛生的な環境で流通しています。そのため、特に低体重の早産児先天性疾患を持つ乳児といった特別なケースを除くと、「すべての乳児に高温調乳を必須とするべきか?」という議論が増えてきました。これは個人の意見ではなく、Infant Nutrition Council、FDA、ESPGHAN、AFSSA、といった専門機関の論文や白書でも述べられている内容です。

4. 高温で調乳すると“栄養素”はどうなるの?
粉ミルクは、赤ちゃんに必要な栄養をバランスよく配合した、“ほぼ唯一の食事”といえる大切な存在です。ところが70℃以上の高温で調乳すると、粉ミルクに含まれるビタミン、プロバイオティクス、たんぱく質、ミネラル、免疫成分などが 熱によって壊れてしまう可能性 がある研究結果が多数あります。「せっかくの栄養が十分に届いていないかもしれない」という点は、見逃せないポイントです。

5. 高温調乳で“マイクロプラスチック”が増えるって本当?
ここでもうひとつ気になるのが「高温の液体 × プラスチック」 の組み合わせです。近年の研究では、高温の液体がプラスチックと触れると 大量のマイクロプラスチックが放出される と報告されています。中には、70℃以上のお湯で調乳すると、1Lあたり“数千万個”のナノサイズ粒子が出るという衝撃的な結果も。マイクロプラスチックは消化器官や腸に蓄積する可能性ナノ粒子は血管や脳に到達する可能性があると言われており、近年では「妊婦さん・乳幼児の健康リスク」として注目されています。

6. これからの“安全なミルク作り”を考える
70℃調乳ガイドラインは、当時の環境ではとても重要なものでした。しかし、粉ミルクの安全性・製造技術・流通環境が大きく進化した今、“すべてを高温調乳で統一することが本当に最適なのか”という問いが生まれています。
Baby Brezza は、こうした背景をふまえながら「より安全で、より栄養を守り、赤ちゃんにやさしいミルク作り」を目指しています。

次の記事もお楽しみに!
Baby Brezza に関する疑問や、最新のミルク安全性の知識をわかりやすくお伝えする記事を、今後も続けて発信していきます。
赤ちゃんのためにも、そしてパパ・ママのためにも。
毎日の調乳がもっと安心で、もっとラクになりますように。